2006年03月31日(金) 晴 外気6.6℃ 湿度26.6% 風速4.6m/s 初飛行 EPPの機体とは言え緊張します。しかも 綺麗にカラーリングまでするこだわりよう! 早朝4時起きで現地に到着、高鳴る鼓動を押さ えつつ各舵の最終チェック(特にエルロンの左右 を間違えます)をし離陸。 離陸して直ぐ左に傾き、機首は常に上昇気味に もってかれます。キッチリ製作したつもりでしたが かなり癖が付き、水平飛行になるまでこんなに カチカチトリム調整したのは初めてです。 飛行中の機首上げは後からプロペラのスラストが 合ってなく少し上側を向いていたため平行にする ことで真直ぐ飛ぶようになりました。 スチレンペーパーで出来たエレベーターとラダーに 塗装したことで見た目でも分かる湾曲が出来てしまい 左右の癖が出たようです。この件は後日、湾曲した 箇所に裏表に定規で挟み矯正したところしっかり 飛ぶようになりました。 (EPPは塗装しても湾曲しません) F30はP/SPECと違い機体の軽さも手伝って 水平飛行でゆっくり飛びます。又今回のF30から エレベーターの動翼がカウンター無しのため 上空での飛行は問題ないが低空での急な機首上げ 時、急激に直角に持って行きにくいです! この辺は初飛行な事もあり慣れが必要と感じました。 こちらもホバリングで完全に失速した状態になると 急激にトルクロールが始まります。 この辺はP/SPECと同じですがホバリングの コントロールはP/SPECの方が上のように 感じます。 無風に近ければF30のホバリング・トルクロールは もの凄く安定して出来ました。ひとたび風が吹くと 安定が悪く軽い機体は流されてしまいます。 この機体はP/SPECと同じ材質EPP(発泡ポリ プロピレン)ですが前より厚さが薄いのでラフな着陸 では裂ける可能性があるため付属のランディング ギヤ(オリジナルで取付方法を変えました)の他に 軽量の尾輪を付けました。 風がある日はハンドキャッチが無理なので、機体を 壊さないよう着陸も視野に入れての取付です。 ホバリングでラダーの利きがイマイチ反応 悪いです。これも機体が軽いため、パワーを 入れると上昇してしまいます。 P/SPECよりかなり飛ばしやすい機体と想像して いただけにちょっとガッカリしました。 とは言っても数フライトでその機体の特性を 把握するほど腕前ではないのでフライトを重ね 特性をつかみたいと思います。 この日も数回低空でのホバリングを試みました が危なっかしく背面になると中々正面に戻りま せん! この辺は背面の練習を行っていたため恐怖感 はありませんがやはり正面の方が安心します。 |
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2006年04月05日(水) 曇後雨 外気12.1℃ 湿度58.6% 風速1.3m/s 1フライト目でラフな着陸時にランディングギヤ を破損してしまいハンドキャッチをせざる終えなく なりました。 何てことでしょう・・・ 調整の甲斐あり飛行特性も良くコントロール しやすくなりました。手こずっていた機体が 思うようになってきたのです。 それと着陸はハンドキャッチしかない緊迫感から 低空でも安定し、全てのフライトをハンドキャッチで 終了することが出来ました。 ローリングサークルも軸の通った円を描くように なり、気をよくしてアドバンスドの真似事を行い ましたがスタント機のように綺麗に決まります。 EPP特有のヨレヨレ感がなくキッチリ飛行し スティックの動きに忠実に反応してくれ、腕が 上がったような錯覚です。 ラダー旋回もヨレ感がなく綺麗に旋回します。 癖がないため修正舵を必要としません! 数回、低空から機体を落としましたが 今の所壊れた箇所はありません! P/SPECより見た目も華奢に見えますが 軽量な事もあり衝撃を吸収しているようです。 逆にカーボンロッドのランディングギヤが ラフな着陸でポッキリ折れてしまいました。 軽量に貢献していますが衝撃には弱そうです。 初飛行では思うように飛ばないF30を購入し 後悔していましたが上空での綺麗な飛行と 低空での安定したホバリングに納得し練習に 励んでおります。 欠点と言えば飛行中にキャノピーが外れ 落下する事が何回かあったので、外れないよう に固定することをお勧めします。 私のは対策済ですがノーマルの取付だと 必ず外れると思います。 飛ばし込むほどこの機体の良さが分かる そんな機体です。 いずれは今流行の逆ピッチを搭載し 逆さトルクロールをしてみたいと思っています。 (設定が難しそう〜) |
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